全国政治協商会議委員、上海科学技術館の倪閩景館長は、革新英才の早期育成を語る

2024-03-19

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中国人民政治協商会議第14期全国委員会第2回会議は3月4日午後、人民大会堂で開幕した。2000人余りの全国政治協商会議委員は中共中央の決定と計画をしっかりと中心に据え、政治的責任を胸に刻み、積極的に国家政務を建言し、広くコンセンサスを凝集し、共同で中国式近代化の壮美な華章をつづり上げた。全国政治協商会議委員、上海科学技術館の倪閩景館長は教育界委員として会議に参加し、「革新英才の早期育成」などの4つの提案を提出した。

教育システムは革新英才の選抜と育成を重視しており、多くの大学は清華の「邱クラス」「銭クラス」の方式を参考に、高校ひいては中学校でトップクラスの学生を募集し始め、集中的に少年クラスを開催し、一部の基礎教育段階の学校さえ革新英才クラスの集中開催も見習っている。このような状況が更に拡大すれば、基礎教育段階の教育教学に比較的大きな衝撃を与え、更に学校の教師、学生と広範な保護者の不安を引き起こし、未来人材の育成に比較的大きなマイナス影響を及ぼすだろう。

そのため、倪閩景館長は中国の特色ある科学教育体系の構築に力を入れ、思想方法と実践方法において中国式のブレイクアウトを見つけ、伝統文化の伝承と再構築の角度に立ち、科学精神の旺盛な生命力に文化の土壌を提供することを提案した。科学教育には多様的な行動が必要で、学校内外の科学教育の協同を強化し、青少年により多くの空間とチャンスを提供すると同時に、科学者の神話を打ち破り、科学を理性に回帰させなければならない。

ここ数年、国内の多くの文化博物施設、科学技術施設は非常に人気があり、冬休みや夏休み、祝祭日と週末の入場券はしばしば秒殺の状況が現れた。しかし、これらの無料と低価格の入場券はもともと庶民の福祉を図るためのものであったが、今ではダフ屋の利食いの工具となり、ダフ屋の横取り行為が更に「一票難求(チケットを手に入れるのは正に至難の業)」現象に拍車をかけている。

この現象に対し、倪閩景館長は乗車券の管理方法を参考に、施設入場券の代理購入に価格制限を行うことを提案した;それと同時に主導部門を確定し、チケット市場を重点的に取り締まり、第三者ネットワークプラットフォームが代理購入サービスの情報を発表することを禁止し、違反者がいれば、プラットフォームを厳しく処罰することを規定する;代理購入機関が他人の身分証明書情報を利用して大規模なチケットの横取り、払い戻しを行い、人為的にチケット不足を生じさせる行為に対し、公安部門が調べて確認した後、『刑法』の規定に符合して犯罪を構成するものと見なし、打撃を与えなければならない。

このほか、倪閩景館長は「更にAPPの自動更新管理を強化する」と「できるだけ早く人工熊胆応用に関する標準と政策を打ち出す」などの提案を提出した。