「ホログラフィック動物園」の没入式体験項目が大昔の旅を開始

2024-03-19

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2024年2月24日午前、上海自然博物館と上海優立雲視界科学技術有限会社が共同で作り上げた「ホログラフィック動物園」没入式体験項目が開始された。このプロジェクトはかつてオーストラリア博物館で展示されていたが、今回は国内に導入されてから初の展示となった。それは観衆のために大昔の自然の神秘を探索する窓を開け、観衆がより多元的な方式で自然を感じさせ、自然を理解し、自然を愛護するようにした。

「ホログラフィック動物園」項目は、超短い焦点距離ホログラフィック技術を採用し、「ホログラフィック劇場」「ホログラフィック回廊」「ホログラフィックフェンス」の3大セクションを含み、観衆を全く新たな視角で神秘的な大昔の世界に導き、恐竜などの先史生物とゼロ距離で触れ合い、これまでにない臨場感を体験した。これは自然科学、デジタル科学技術とデジタル芸術の深い衝突であり、全く新たな科学普及教育形式でもあり、館内の既存の教育展示方式を充実させ、補完させた。

「ホログラフィック劇場」は、デジタル投影を用いて観衆に自然博物館のコレクション及び展覧案内を紹介し、標本を「生き」させた。「ホログラフィック回廊」は、先端のホログラフィック技術を通じ、時間と空間の制限を打ち破り、観衆を大昔の生物世界に没頭させ、大自然の中で遊びふけって帰るのを忘れさせた。「ホログラフィックフェンス」では、観衆は奥行き地下30メートルにいる各種恐竜と昆虫を見下ろし、恐竜や体型の異なる爬虫類の生活習性を近距離で観察した。